沖縄戦を生きぬいた人びと本ダウンロード

沖縄戦を生きぬいた人びと

07/18/2020 09:44:36, , 吉川 麻衣子

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沖縄戦を生きぬいた人びと本ダウンロード - 内容紹介 私たちの言葉を、戦争を直接経験していないすべての世代の人たちへ熾烈をきわめた沖縄戦体験者の証言記録は、これまでにも多く存在する。しかし、17年間、体験者と共に活動し、500名を超える人たちに寄り添いつつその声に耳を傾け続けた記録は、他にないのではないか。本書の著者は、沖縄に生まれ育ち、自らも身内に沖縄戦の体験者をもつ臨床心理士で、自然のなりゆきのように沖縄戦を研究テーマとしてきた。本書は、県内7地域で、約10年間、837回開催された会の、2924時間に及ぶ音声記録の中から、一部をまとめて紹介したものである。一対一の単なるインタビュー記録と異なるのは、ただ「語る」だけではなく、何十年もの時間をかけて体験を互いに「語り合う」ことが、人間の心にとっていかに大きな力をもたらすかを実感させる点である。「戦争体験者」と言っても、その体験の内容は一人ひとりみな異なる。それは、大きな震災体験者と同じでもある。ただ、沖縄戦の体験者は、その多くが高齢となり、生の声を直接聴けなくなりつつある。本書は、膨大な資料の中のごく一部ではあるが、そうした生の声を長期間をかけて丹念に聴き取り、まとめた貴重な記録である。[目次]まえがき この本の道案内 第一章 沖縄を知る一、沖縄という地に漂うもの 二、沖縄戦第二章 沖縄戦を伝える一、沖縄戦を体験した人びとと研究をする 二、おじぃ・おばぁと共に「語らいの場」を地域に創る 第三章 「青春を奪われた」若者たちの物語―沖縄戦を生きた一〇代の本当の想い一、この物語を読む前に二、語らいの場に集う人びと三、語らいの準備四、生い立ちにふれる五、当時のことを語り合う六、この章のおわりに第四章 「人を殺めたこと」を抱え生きた元兵士の物語―戦世を生きるということ一、照屋さんの歴史二、照屋さんと共に語り合った人びと三、語らいの準備四、照屋さんの沖縄戦五、語らいの中の照屋さん六、ガマでの供養七、この章のおわりに第五章 「戦争に奪われたもの」を取り戻していった女性の物語―六十余年心の奥に閉じ込めていた感懐一、この物語を読む前に二、ハルさんの歴史三、語らいの場に集う人びと四、語らいに参加することへの迷いと決断の時期五、人と関わることへのチャレンジの時期六、体験を語るか語らずにいるかの迷いの時期七、安心して自分自身のことを語る体験と別れ八、この章のおわりに第六章 その生きざまを通して一、語りのチカラ二、「家族だからこそ話せない」こともある三、これまで語らなかった方がなぜ語り始めたのか四、遺された人びとの想い五、沖縄戦の体験者は震災をどう見たのか六、変わりゆく想いと変わらない想い終章 沖縄の想いを伝える一、執筆・活動を支えたもの二、沖縄の想いを伝えることをめぐる葛藤あとがき─心からの感謝を込めて巻末資料1 文献巻末資料2 沖縄戦体験者の調査研究を通して明らかになったこと 内容(「BOOK」データベースより) 「私たちの言葉を、戦争を直接経験していないすべての世代の人たちへ」単なるインタビューではない。時を経て、場と仲間を得て、初めて言葉になった人びとの想いの記録。 著者について 吉川 麻衣子(よしかわ まいこ)1975年11月13日、沖縄県那覇市に生まれる。琉球大学法文学部卒業、九州産業大学大学院国際文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学)、臨床心理士。現在、沖縄大学人文学部准教授。専門は臨床心理学、人間性心理学。近年、多様性の理解・教育の分野に興味を持ち、実践・研究を行っている。主著・論文に、「沖縄県の高齢者を対象とした戦争体験の回想に関する基礎的研究」(共著、心理学研究、75(3)、269-274.)、「サポート・グループの実践と展開」(分担執筆、金剛出版、2009年)、「戦争体験の継承―語りなおす現場から」(分担執筆、社会評論社、2011年)、「心理臨床の学び方―鉱脈を探す、体験を深める」(共編著、創元社、2015年)ほか。好奇心の赴くまま、波瀾万丈ありつつも「ムダなことは一つもない」をモットーに、いまを生きる。日常生活では、自然の流れにまかせて遊ぶことを好み、SUP(スタンドアップパドル)やジョギングを楽しんでいる。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 吉川/麻衣子 1975年11月13日、沖縄県那覇市に生まれる。琉球大学法文学部卒業、九州産業大学大学院国際文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学)、臨床心理士。現在、沖縄大学人文学部准教授。専門は臨床心理学、人間性心理学。近年、多様性の理解・教育の分野に興味を持ち、実践・研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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著者はどれほどの時間とエネルギーを費やしてこの活動を続けてきたのか。頭が下がる想い。読み進めていく間に,著者と体験者とのやりとりや「語り合い」の言葉に何度も涙がこぼれた。文章の描写が抜群にうまいが,平易な文章で非常に読みやすい。一気に読めた。これは戦争体験者への「単なるインタビュー」ではない。その通りである。新しい形の「戦争体験の継承」本だ。
de 吉川 麻衣子
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